痛みの活用方

湖池屋の調査では、カラムーチョは不景気時に売り上げが伸びる傾向があるという。考えられる理由の一つに不況でストレスが増え刺激物を求めるのではないかと同社は分析している。

 

辛いモノお好きですか?

私は苦手です。

だってヒリヒリして口のなかどころか口の周りまで痛いじゃん!

 

そう。辛味は痛みなのです。

 

辛味は痛みとして認識されるので、体の方はなんとか苦痛を和らげようと脳内物質を出すのですが、この物質、興奮、覚醒、恍惚感、多幸感をもたらすのです。

 

もうそれって

ダメ。ぜったい。のソレです。

 

冒頭のカラムーチョにも現れているように、人は無意識にその効果を実感しているのかも。

 

刺激→痛い→気持ちいい 

ってことです。

 

これを踏まえて、辛い食品以外にこのしくみに当てはまるものを考えてみました。

 

それは…

 

ミントタブレット(ハードタイプ)

唐辛子とは別の意味で辛い。過剰に口にほおり込めばメントールの刺激が脳内物質の放出を促進させること請け合い。

 

そして…

 

足つぼマッサージ

よくテレビとかでタレントが悶絶するあれ。体は傷つかないものの、とんでもない量の苦痛を味わえるはず。その先に待っているのは、自家生産した脳内物質がもたらす恍惚と多幸感です。きっと。

 

 

あえて痛い思いをする。

 

端から見れば、行き過ぎな商品や行動もこの仕組みで考えてみれば、解せる。

 

他にもきっとあるかもしれません。